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角田裕毅
Tsunoda and Zhou go wheel to wheel around Turn 1
— Formula 1 (@F1) June 4, 2023
A five-second penalty resulted for Tsunoda after race stewards ruled the Japanese driver had forced Zhou off track#SpanishGP #F1 pic.twitter.com/GmxhKKx8gk
ペナルティ・・・ですかぁ
オコンを追いかけ、ガスリー、ルクレールを従えるレース展開。あと一歩・・・あの 1 アクションでポイントを取り逃しました。
ペナルティの是非は、もはや決定だから決定で仕方がないとして、じゃあどんなことを考えればよいのでしょうか?
一つは、ペナルティを再考することができないか。
これは FIA から F1 の Sporting Regulations より。17.3 で、以下の場合は Appeals できないと記載があります。このうち、a) に記載のある条項が、5 秒や 10 秒のペナルティを定義するもの。なので、今回の角田のペナルティは Appeals できないということになるのでしょう。でも、過去にペナルティを受けて、「新たな証拠」を揃えて提出したという記事を見たような気がします。なにか例外となる規定があるのか・・・そこまでは見つけられませんでした。
もう一つは、チーム、ドライバーが今後どう対処していくか。
可能性としては、ポジションを譲ればペナルティは避けられたかもしれません。そうなると、10 位に下がりますがなんとかポイント圏内。うまく行けば、再度 9 位を取り戻すこともできたかもしれません。
(もちろん、ガスリー以下に抜かれてさらにポジションを落とす可能性もありますが・・・)
また、ペナルティ確定後にそれを伝えることで、後ろと少しでも差を広げてチェッカーを受けられたかもしれません。
すぐ前にオコンもいたので、5 秒差広げるのは難しかったと思いますが、どうせ何もしなければポイント圏外まで落とされるので、やるだけやってみても良かったかもしれません。
じゃあ、なぜチームは角田にそれを伝えなかったのか?
それが、伝えたことで角田の集中が乱れるから、のような理由なのであれば、まだまだチームから完全な信頼を得ていないと言えるかもしれません。集中が乱れてさらに混乱することを心配して、レース後に伝えることをチームが選んだとしたら・・・
これがアロンソや (調子が良いときの) リカルドであれば、「じゃあ 5 秒早く走ればいいんだね!」と言ってペースを上げてくれる、と期待できるので、チームとしてはペナルティを伝えるでしょう。
もしそういうことなんだとしたら、角田とチームは改めて会話をして、こういうときはどうしてほしいのかを伝えたほうが良いと思いました。レースが終わって冷静になってから、それでも伝えて対処したかったのか、伝えられなかったことで結果良かったと感じるのか。そのへんをチームに伝えておければ、レース後にあんなに疲労感を感じることも少ないのでは、と思います。
モナコ、バルセロナと結果がついてこなかったですが、良いレースが続いているので、ぜひ今後も続けていってほしいです。そうすれば、きっと結果も伴ってくると期待します。
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