Japanese Stable CLIP を試してみた

8560w のメモリスロット

8560w はメモリスロットが4つあるので、ノート PC のわりにメモリ増設は容易です。
ただ、2 つが本体下側のカバー内にあります。

もう 2 つがキーボード下にあります。

スロットが 4 つあるということは、デュアルチャネルのペアを間違える可能性があるということです。実際、隣り合うスロット同士はペアではないのです。それは、BIOS のシステム情報でメモリの情報を表示するとわかります。
余っていたメモリで埋めたので 14GB と中途半端な容量になっていますが、ペアを意識していなかったので、同じメモリが違うペアになってしまっています。
スロットの位置が left や bottom といろいろあってわかりにくいですが、以下の並びになっているようです。
Slot 1 と 2、3 と 4 でデュアルチャネルになります。ペアで交換しようとするとキーボードも外す必要があるので、少し手間です。しかし、CPU の仕様上最大メモリ容量は 32GB。4スロットであれば 8GB x4 が最大。8GB のメモリならそれほど高価でもないので、今後何度も交換する機会はないと思っています。

補足1
8560w に対応するメモリは DDR3 です。DDR3 は、DDR3 と低電圧対応版の DDR3L という二種類の規格があります。DDR3L は「低電圧での駆動可能」という位置づけなので、この 8560w のように DDR3 のみに対応の PC であっても、DDR3L 対応メモリが使用できる可能性があります。
”可能性がある”という表現になるのは、メモリ側で DDR3L の電圧のみにしか対応しないメモリというものも存在するためです。なので、PC が DDR3 であれば購入するメモリは DDR3、または DDR3L 専用ではない (DDR3 の電圧にも対応する) ものを選ぶ必要があります。
今回は、説明に DDR3 対応が明記されている DDR3L メモリを購入しました。(DDR3 より DDR3L メモリのほうが安かったので・・・)

DDR3 対応なので、問題なく認識しています。

補足2
分解の際に、キーボードが固いということを言ったかと思いますが、どうやら外し方を変えればそれほど固くないかもしれません。
DVD ドライブを外し、右側面のドライブがあったスペースを下からのぞいたのが下の写真。(右上に見切れているのがアナログ RGB ポート)
丸で囲った箇所で、キーボードの爪が引っかかっているのが見えます。なので、この爪を外せれば軽く外せます。爪を外すには裏から爪を持ち上げてもいいですし、表側からピックのような薄いものを差し込んでも大丈夫そうです。これでだいぶ分解のハードルが下がりました。

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