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さて、XPS17 がなくなって俄然モチベーションは下がり気味ですが、せっかくきっかけがあったのでもう少し勉強してみたいと思います。
とはいえ、手持ちの機器だと性能不足。性能が良い機器は当然コストもかかるので、なるべくコストのかからない方法を探してみました。
まずは定番の Google Colaboratory です。
Google Colaboratory (以下、Google colab) は、Google Drive のアプリの位置づけです。そのため、Google アカウントが必要です。普通に使う分には無償で使用可能です。
まず Google Drive にアクセスし、「新規」をクリックします。
メニューが開くので、「その他」>「アプリを追加」をクリックします。
※画面は Google colab を追加済みです
検索エリアに「colabo」と入力すると、Colaboratory が出てくるのでこれをインストールします。
その後、Google Drive から「新規」>「その他」とすると「Google Colaboratory」を選択すると、Google colab が開きます。
画面は JupyterLab と同じような使い勝手です。ただ、デフォルトでは GPU の使えないインスタンスで動作しています。これを変更することも可能です。
メニューの「ランタイム」>「ランタイムのタイプを変更」を選択します。
ノートブックの設定画面が表示されるので、リストから GPU、または TPU を選択して保存します。
基本的には 12時間利用可能です。ただ、Google クラウドのインスタンスに余裕がないと利用できない場合があります。GPU のモデルも指定できないので、どんなスペックが割り当てられるかはやってみないとわかりません。(極端に低スペックのインスタンスにはならないと思いますが)
そういうのを避けるためには、GCP Marketplace から専用の VM を購入することで、指定のインスタンスタイプを、必要な分だけ利用することが可能になります。
要は、クラウドリソースの余剰を開放してくれているので無料で利用可能なんですね。以前紹介した CodeFormer が Google colab で利用できるようにボタンが用意されていたりするので、インターネット上のコードを試してみるにもちょうどよい環境ではないかと思います。
なお、ランタイムを終了すると、データはクリアされます。pip などで追加したライブラリもクリアされます。ipynb ファイルは自動で Google Drive に保存されますが、それ以外に出力したファイルがある場合はクリアされてしまいます。
クリアしたくないファイルは、Google Drive をマウントして読み書きすることが可能です。試していませんが、ローカルの Web カメラに接続することも可能なようなので、結構いろいろなことができそうです。
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