Japanese Stable CLIP を試してみた

Amazon ペアレント ダッシュボード

放っておくと子どもたちは何時間でもゲームや動画を見ています。親が見張っているのも一つの方法ですが、自動的に制限をかけてくれるサービスもいろいろあります。
でも、サービスによっていろいろな差があったので、自分が使用しているサービスについて簡単にまとめてみました。
今回は Amazon ペアレントダッシュボードです。

サービス(機能)名称

Amazon ペアレントダッシュボード

制限をかけられるデバイス等

Fire タブレット、スマートフォン用アプリ「Amazon Kids+」

利用時間などが積算される単位

Amazon Kids+ の子どもプロフィールごと

制限などの設定方法

・ブラウザから Amazon ペアレントダッシュボードを開く
・Fire タブレットの Amazon Kids+ アプリ (Amazon Kids+ を契約しているアカウントで起動する必要あり)

利用時間の選択方法

制御単位が子どものプロフィールごとなので、複数の Fire タブレットで子どもプロフィールを利用している場合、どのタブレットを使用しても利用可能時間が減っていきます。
逆に、1 つのタブレットに複数の子どもプロフィールを設定している場合は、タブレット自体は 1 人 1 人の利用時間よりも長い時間使うことが可能な形になります。
そして、Amazon Kids+ の子どものプロフィール単位で制御をかけるので、Fire タブレットに子どものプロフィール以外のアカウントを設定していると、そのアカウントには制御がかかりません。
なので、子ども用に Fire タブレットでゲームをやらせて、それが終わったら親がプライムビデオで映画を観る、のような用途の場合、親はアカウントを切り替えれば制限がかかることなく使用可能です。
おやすみ時間を設定可能。開始時間(使用ができなくなる時間。所謂寝る時間や寝る時間に向けてタブレットの使用を終了する時間)~終了時間(使用できるようになる時間。所謂起きる時間や起きてからタブレットを使用開始してもいい時間)を、分単位で指定可能で、この時間帯はその日の利用時間が残っていてもタブレットがロックされます。

一時的な解除

一時的に利用時間を延ばすには、制限の設定を変更する必要があります。
そのため、設定を戻すのを忘れないようにする必要があります。
「今日はやたら長く遊んでいるなぁ」と思ったら、前日に設定変更をして戻し忘れていた、ということもありました。そして、子ども達もそれを認識しているようで、わかっていても言わずに長く遊んでいます。そういうところは賢い・・・
また、デバイスがオンラインであることが前提ですが、Amazon ペアレントダッシュボードからの操作によって、利用可能時間が残っていても一時的にタブレットをロックすることも可能です。

利用料金

月額 480円 or 年額 4,800円
(Amazon Prime 会員の場合)

利用料金は、正確には Amazon Kids+ の利用料金です。その Amazon Kids+ をコントロールするのが、Amazon ペアレント ダッシュボードとなります。
Amazon Kids+ は親の Amazon アカウントでサブスクリプションします。Amazon ペアレント ダッシュボードで管理でき、子どもプロフィールを作成できるのは、その Amazon Kids+ をサブスクリプトしている Amazon アカウントに紐づけた Fire タブレットになります。
なので、Amazon Kids+ の有料サブスクリプションがなくてもペアレントコントロールは可能かもしれませんが、有料サブスクリプションがないと Amazon Kids+ を利用するメリットも少なく、また Amazon ペアレントダッシュボードでは Amazon Kids+ 以外のアカウント/デバイスを制御できないので、無料で使うメリットもあまりないように感じます。
(調べていないので、そもそも無料で使用可能かどうかも不明です)

その他

制御対象がオフラインのときは、最後にオンラインだったときに適用された制限が反映されたままになりますが、利用時間はほかのデバイスと合算されなくなります。なので、利用時間を「30分」としていた場合、オフラインのデバイスで 30 分、オンラインのデバイスで 30 分、それぞれ使える形になってしまいます。
当然、オフラインのデバイスの利用状況を参照することもできなくなるので、可能な限りオンラインで使えるようにしておくべきです。
デバイスがオンラインになった時点で制限が同期されます。

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