Japanese Stable CLIP を試してみた

WSL2 で USB デバイスを使用する

WSL2 では、単純に USB メモリの読み書きなら標準的に使用できます。しかし、例えば Ubuntu の ISO イメージを USB メモリに書き込むなどには、デバイスとして認識しないのでできません。
2021年11月の時点で、USB デバイスを認識できるようになりました。

ところが、usbipd-win を使っても、Ubuntu の ISO イメージを USB メモリに書き込むことができません。USB メモリをさして WSL に attach しても、/dev/sdx が作成されません。
どうやら、WSL のカーネルは usb-storage モジュールが有効になっていないようです。

というわけで、カーネルをビルドすれば解決しそうです。こちらも、GitHub にまとまっています。
menuconfig で、Device Drivers -> USB support -> USB Mass Storage support を <M> にしてビルドします。
そのうえで、Windows のユーザーフォルダに .wslconfig ファイルを作成し、ビルドしたカーネルを指定すればそのカーネルで起動します。
これで無事、/dev/sdx のデバイスファイルが作成されて、USB メモリに ISO イメージを書き込むことができるようになりました。

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