Japanese Stable CLIP を試してみた

コンストラクターズチャンピオンシップ

メルセデス VS レッドブル

コンストラクターも最終戦まで決着がつきませんでした。シーズン通して接戦でした。でも、短期的にみるとどちらかに大きく傾いている時期もありましたよね。でも、そういうときでもすぐに反対へまた傾く。こんなに最後まで争い続けたシーズンも、あまり記憶にないです。
シーズン中盤以降、メルセデスはペナルティ覚悟でPU交換を複数回行いました。それによるパフォーマンス向上で突き放した感じですね。
対するレッドブルは、終盤のフライアウェイでリアウィングにトラブルを抱えるなど、セッティングもいまいち決まらない感じでした。それでも USA、メキシコと連勝して追いすがりますが、ハミルトンの驚異的なペースに引き離されました。
本当に、最後の最後までハラハラなシーズンでした。

3位争い

終盤ペースの落ちたマクラーレンと、最後まで落ちなかったフェラーリで差が付きましたが、こちらも僅差の戦いが続きました。
終盤、明らかにマクラーレンはペースが落ちましたが、これは開発を止めたんですかね。
なかなか波に乗れなかったリカルドが優勝をしたり、ノリスもあと一歩で優勝というところまでいったりと、マクラーレンが安定して上位争いに戻ってきましたね。

A's

最終的に5位を獲得したのはアルピーヌ。スロースタートでしたが、オコンの優勝、アロンソの表彰台と大量ポイントのチャンスを逃しませんでした。
アストンマーティンは、ベッテルがハンガリーで2位を逃したのが痛かったですね。完走してもポイント圏内に届かないことも多く、この辺はやはりフォースインディア/レーシングポイントと受け継いできた、チームの伝統のようにも思います。
アルファタウリは、角田が波に乗り切れなかった。夏休み以降、良いアプローチを取れてきましたが、それでもポイント獲得は USA とアブダビのみ。カタールのように、予選フロントローでスタートしてもポイント圏外に落ちてしまうこともあったりと、速さが結果に結びつかないことがありました。


シーズンで見ると8チーム、13人が表彰台に登るという、いろいろなことがあったシーズンでした。
でも、延べ66人が表彰台に登る中で、フェルスタッペンとハミルトンで35回の表彰台。残りの31回のうち、16回がボッタスとペレス。上位2チームでこれだけ占めているのに、あとの枠を多数のドライバーが僅差で争う、とにかく上から下までどうなるかわからない見ごたえのある、記録的なシーズンでした。

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