Japanese Stable CLIP を試してみた

Round 8 Stylia

レース展開自体はフェルスタッペンの完璧なポール・トゥー・ウイン、好調ガスリーは残念な0周リタイヤ、ラッセル無念という感じでしたが、”それ以外”にいろいろありました。


メルセデスF1代表、珍スピン喫したボッタスへのペナルティは「厳しい」マクラーレンの泣き言にも不満

こんなことを言われてもねぇ
「我々はバルテリのように、もう少し誠実であるべきだと思う。すぐに(無線の)ボタンを押して、他の人のことを気にして泣き言を言う人も含めてね」
まさにバルテリがこんなことしましたし。

角田裕毅、痛恨の3グリッド降格ペナルティ。Q3でボッタスの進路を妨害

ピットロードでスピンしておいて、「ペナルティを受けるとは思わなかった」と考える方が驚きです。ピットロードをレーシングスピードで走る時代は、当の昔に終わっています。


また、こちらはレース前でしたが、

F1のピットストップは”速すぎる”? FIAが新たな規制を導入、安全上の理由で抑制に動く

これは2つの側面があって、1つは言葉通り早すぎる作業が危険だという懸念、もう1つは (相対的に) 作業の遅いチームが、作業の速いチームへ対抗しようとして無理をすることで危険が生じるという点。今年ピット作業で気になる事象が多いメルセデスは、おそらく後者なのだと思います (昨年まではそこまで切羽詰まってなかったのだと思います)。

これがどんな影響を及ぼすか、は運用が始まってから見てみないとわかりませんが、個人的にはバスールの発言が一番しっくりきました。

アルファロメオ代表も昨今の“技術指令ラッシュ”に苦言「こんな形でF1を支配するのは正しいやり方ではない」

”何らかの変更をするなら昨年のオフの内にできたはずだ” というのはその通りで、途中でルールが変わるのは、特に小規模チームにとっては打撃でしょう。チームと話し合って導入を決めたスプリントレース案であったり、何か緊急で決めなければならないような事案でない限り、ルールを決めるのもルールに沿って進めてほしいと思います。


その点で特にひどいと思ったのが、

フェルスタッペン、勝利を自ら祝う”バーンアウト”で警告受ける。「今後は容認できない」とレースディレクター

これ。まあ、ペナルティを課さなかっただけマシかと思いましたが、仮に30秒加算のペナルティでも順位変わらずとなると、出しても意味がないと判断したのでしょうか (これで30秒加算ペナルティが出たら、それこそ驚きですが)。
これが危険となると、トップチェッカーを受けるときにピットレーン側に寄ってスローダウンするのも危険なのでしょうか?程度の問題?では、どの程度なら ”安全” でどこから ”危険” なのでしょうか?
トラックリミットもそうですが、OKとNGの境界が曖昧だと見てる方は混乱します。そして、曖昧な境界を判断する人の主観と、自分の主観の差に不満を感じます。

そうやって、主観の入り込む余地があるから「すぐに(無線の)ボタンを押して、他の人のことを気にして泣き言を言う人」が出てくるんじゃないかなぁ と思っています。

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