Japanese Stable CLIP を試してみた

Round 5 Monaco

C.ルクレール

不思議と、地元で強い人、地元でなかなか結果の出ない人っていますよね。ルクレールは後者でしょうか。F2 時代からモナコでは一度もチェッカーを受けていないそうです。
さすがにチェック漏れとは思えないので、予選のクラッシュとは関係のないトラブルなんでしょうけれどもねぇ。
この結果を見ると、ますます予選のクラッシュがなかったらどうなったかと思わざるを得ません。それは、ルクレールがどんなレースを戦ったか、という楽しみと、誰が最終的にポールポジションを取ったかという楽しみの2つを、あのクラッシュで失ったことになるのです。
それにしても、フェラーリの復調はモナコ特有の出来事なのでしょうか?その点でもバクーが楽しみです。

M.フェルスタッペン&レッドブル

ルクレールがスタートできない、ボッタスがトラブルでリタイヤと、フェルスタッペンには願ったりかなったりの展開。さらに、アンダーカットを仕掛けるハミルトンを、ガスリーがカバーしたおかげでベッテル&ペレスのオーバーカットを助けるという(ガスリーにその気はないにしても)ファインプレーも重なりランキングトップを奪取。
連対を先に外すのはレッドブルかなぁ と思っていましたが、まさかのハミルトンが先に落とすという形でバランスが崩れたモナコ。もちろん4ポイント差だと自力で逆転可能ですし、まだたった5戦終わっただけ。ここからどうなるかわかりませんが、メルセデスとハミルトンを相手にするからには一貫性というのは重要です。
そもそもリタイヤを減らし、今回のようにハミルトンが取りこぼしたときに確実に拾うことで、タイトルも見えてくるはずです。
そして、9位から4位に上げたペレスも良かったと思います。ノリスを抜くのは難しいと思いましたが、ピットストップでベッテルの前にも出られたのは大きかった。今回はレッドブル完勝と言っていいでしょう。

荒れないモナコ

セイフティーカー0回。DNF は2台いますが、いずれもピット内で停止したのでイエローフラッグすらほとんど降られなかったレース。こうなってしまうと、ハードタイヤでスタートするギャンブルも成立しずらくなります。
でも、ストロールは順位を上げてポイント圏内まで上がりました。
角田はラティフィ、アロンソ、またラティフィとずっと引っかかりっぱなし。ファステストラップを出したときも、最終セクターでラティフィに追いついたって言ってますよね。
どうしても単調なレースになってしまいますが、その中でメルセデスだけが振るわないという珍しい展開でもあったと思います。

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