Japanese Stable CLIP を試してみた

Round 3 Portugal

タイヤ

風やなめらかな路面の影響で、フリー走行からタイヤを温めるのに苦労していた様子が見えていました。予選でもメルセデスはミディアムで最速タイムだったり、2,3週目でタイムアタックをしたり。
決勝でも、ソフトスタートしたストロールが長めの第一スティントを走ったり、ペレスは見事に40周以上を走り切る (そして最後までほぼペースが落ちない) かと思えば、そのミディアムよりもハードの方が速いタイムを出したり、読めない展開だったと思います。
持ち込まれたスペックが一番固い側のセットだったので、結果的には少し柔らかめのセットだとどうなっていたか興味深いです。

Alpine

2戦連続の2台そろって入賞。でも、今回は速さで獲得したと言えると思います。マクラーレンやフェラーリをコース上でオーバーテイクしたうえでのポイント獲得。だんだんと中段グループの争いも激化してきそうです。

Williams

いやー。ポイント獲得できるか、と思ったんですけどね。レースでは明らかにペースが安定せず、ラティフィに至ってはミックの後塵を拝すことに。
取れそうで取れないレースが続きますが、決してペースは悪くないので、どこかできっとチャンスがあるはずです。

トラックリミット

もちろん、フェルスタッペンのポールラップ&ファステストラップの抹消は残念ですが、それはルールを適応しての結果なので、ドライバーのミスと言うしかないでしょう。
でも、セイフティーカー開けのリスタートで、4コーナーをオーバーランしたノリスが5コーナーでペレスをオーバーテイクした件を、「5コーナーでの出来事だから (4コーナーでトラックリミットをオーバーしても) アドバンテージを得ていない」と言われてもねぇ。
アドバンテージを得ているかどうかなんて、主観的な話になってしまうと思うのです。そして、主観的な判断が入る以上、全員が納得なんてできないと思うのです。
今年は特にわずかな差が明暗を分けそうな雰囲気なので、後々「あの時の1ポイントが・・・」なんてことにならないことを願います。


次は2週連続開催でスペイン GP。フェルスタッペンが勝って一進一退を続けるのか、何かが起きてバランスが崩れるのか。1つ1つが見逃せないレースが続きそうです。

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