Japanese Stable CLIP を試してみた

ScanSnap FI-IX100A

 ながらく、ScanSnap S1100を使用していましたが、諸事情により買い替えました。

両面スキャンできる機種と迷ったのですが、両面スキャンする機会は書籍の電子化のときぐらいで、その機会はあまりないこと、その割に紙のスキャンは頻繁に発生するので、USBケーブル一本で使える S1100 の取り回しの良さはメリットだと感じていたので、同じシリーズの IX100A を購入しました。

新品でしたが、これも発売開始からかなり経ってますよね。ロングセラー製品ですな。



スキャン性能はほとんど変わりがないので、サイズ感はほぼ一緒。ただ、バッテリーを積んでることもあって IX100A のほうが明らかに重いです。
スキャンボタンが丸みを帯びていたり、Wi-Fi やバッテリー状態を示す LED が追加されているところが見た目に違いますね。



USB コネクタは microUSB です。こう見ると右側の S1100 の方が丸みを帯びているように見えますが、全体的なイメージは S1100 の方が角ばった印象です。給紙トレイ部のデザインとかが影響しているのですかね。

IA100A は、背面に Wi-Fi の ON/OFF を切り替えるスライドスイッチがあります。隣は WPS 用のボタン。シンプルな機器だけに、こういう切り替えスイッチは物理的に切り替えられた方がわかりやすくていいなと思いますね。


少し使った印象としては、

取り込みソフトは、従来の ScanSnap Oraganizer から ScanSnap Home に変更となります。Oraganizer のままでも使えたのかもしれませんが、機能追加などはないとのことだったので、この機会に Home に乗り換えました。

スキャン速度は速くなっているように感じます。これは、取り込みソフトを変更したことでスキャン設定が変わったのかもしれませんが・・・

スキャン時の紙送りの音が静かになっていると思います。S1100 はモーターがぐいぐい送ってく感じなのに対して、IX100A はス~ッと送っていく感じ。S1100 は経年劣化の可能性もあるので、単純な買い替え効果かもしれませんけど。

USB ケーブルで接続していると、良い意味で使い勝手は変わらず。給紙トレイを開けて電源 ON してから読み取り可能になるまでが、少し早くなったかな?程度。無線接続の場合は、どうしても電源 ON > 無線 ON > 接続という感じになるので、読み取り可能になるまで少し時間がかかります。ただ、スキャン時間自体は無線でもほぼ変わりません。ケーブルをつなげたりする時間を考えれば、ほぼ差はないと言ってもよいかと思います。

バッテリーの持ちも、今のところほぼ気になりません。十分使えてると思います。もし電池切れでも、USB ケーブルをつなげればいいだけですしね。(microUSB なので、ケーブルはどこかしらにあるでしょう・・・)

給紙トレイの開閉が、IX100A は少し"しっかり"しているように思います。S1100 は片手で軽く開けることができたのに対し、IX100A は本体を抑えて開けないと開かない感じ。これは、バッテリーを搭載したことにより不用意に電源が入ってしまうことへの対策、と考えています。簡単に開いてしまうと、カバンに入れたときなどに電源が入ってしまいそうですもんね。

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