Japanese Stable CLIP を試してみた

MEXICO 2023

角田裕毅

今回ペースの良かったリカルドを基準 (±0) としたときの、角田、ラッセル、ノリス、ピアストリのタイム差をグラフにしてみました。
序盤、角田はマグヌッセンとのバトルでコースオフし、タイヤとフロントウイングを交換してリカルドから 40 秒以上離されました。しかし、(ノリスとともに) クリーンエアの中でハードタイヤのペースもよく、入賞圏まで戻ってくると、セーフティーカー出動のときにステイアウト。どうやら赤旗を予想してのギャンブルだったようですが、これが見事当たり (外れた時のダメージはかなり大きかったように思うギャンブルですが・・・)。
4 番グリッドからスタートしたチームメイトに対し、グリッド最後尾 (18番) からスタートしてほとんどタイム差のない真後ろまでポジションを回復できた、というのはかなりのポジティブな印象になったと思います。
ましてや、予選では角田の助けでリカルドの Q3 進出がスムーズにいった、とまでチームに言わせているのですから、予選でチームメイトを助けつつ、自分もしっかりポイントゲットとなれば、チームに欠かせない存在となると思います。それだけに、あの接触はもったいなかったですね。
また、その後、角田のペースが下降線なのも気になるところです。確かに気持ちが切れる場面かもしれませんが、赤旗中断を挟んだので間隔がそれほど開いていませんでした。なので、ポイント圏内もそれほど離れていなかったはずです。例えば、角田を基準に前を走っていて 10、11 位でフィニッシュしたアルピーヌ 2 台とのペース差がこちら。
赤旗後は、ほぼ一貫して角田の方が速いペースで走れています。最後に少し離されていますが、これは (ストロールのクラッシュなどの影響もあって) 角田のペースが落ちたから。接触に伴うコースアウトで、多少車にダメージがあったかもしれませんが、気を取り直して前を狙ったら、せめて 1 ポイントぐらいは取れたかもしれません。

レース中のチーム別パフォーマンスを比べても、今回のアルファタウリは 5 番目のチームになっていました。コースによって、コンディションによってチーム間の勢力図が目まぐるしく変わる今シーズンは、パフォーマンスを結果に繋げておきたいとやはり思ってしまいます。

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