Japanese Stable CLIP を試してみた

Alienware Command Center

Alienware x15 R1 にインストールされている、オーバークロックやバックライトなど Alienware 特有の機能を設定するアプリです。
プリインストールされていますが、Microsoft ストア経由のアップデートをしないと動作しません。また、「仮想マシンプラットフォーム」を有効にしていると、オーバークロックなどの一部機能が無効になってしまいます。

ホーム

起動するとこの画面。ゲームがライブラリーに並んでいたり、テーマなどのプロファイルが一覧で表示されていたりする画面です。タブを切り替えて各機能に切り替えることや、ゲームの起動などは直接対象をクリックすることで実行が可能です。

ライブラリ

インストールしたゲームがリストされます。ここから起動することが可能です。
Steam からインストールしたゲームはリストアップされましたが、例えば Minecraft は検出されませんでした。
ゲームを選択すると、テーマやオーバークロックなどの設定を指定して、ゲームを起動することが可能です。テーマを指定できるので、特定のゲームを実行中はライトカラーを変更することが可能です。

FX

キーボードバックライト、電源ボタン、背面のライトカラーを変更できます。テーマとして保存が可能です。
「編集」をクリックすると、編集モードになります。
項目を選択して、左側で色を選択すると、実際のボタンの色が変わります。
最後に左下の「テーマを保存」を保存すると保存されます。保存しないと、元の色に戻ります。
電源ボタンは点灯だけですが、背面のロゴなどは点滅や 2 色ので変更するなど、点灯パターンを選ぶことができます。

右上のキーボードアイコンをクリックすると、キーボードバックライトを変更できます。

色を変更したいキーをクリックして選択状態にし、左側で色を選択します。

キーボード上部に、よく設定するであろう「ファンクションキー」や「数字キー」を一括選択するショートカットがあります。「QWER」と「WASD」があるのが Alienware ですね。
やろうと思えば、キーごとに違う色を割り当てることもできるので、子どもにしばらく触らせていたら行ごとに色を変えていました・・・

こんな風に、かなりカラフルに光ります。(上の画面とは違う配色だと思います)


フュージョン

オーバークロック、ファン制御、電源管理、オーディオ設定、画面の明るさなどを設定できます。

オーバークロック プロファイル

Alienware x15 R1 の場合、CPU、メモリのオーバークロックはサポートしていないようです。GPU は「詳細表示」をクリックすると、各項目を変更できます。

サーマル プロファイル

CPU、GPU それぞれの温度とファン速度を表示、設定できます。グラフで温度やファン速度の経過を見ることもできます。

電源管理

Windows の電源管理と似たような機能ですが、AlienFX のオン・オフを切り替えることが可能です。

オーディオプロファイル

オーディオ効果、イコライザー、マイクの調整も可能です。プロファイルを複数用意して、ライブラリでゲームに割り当てることも可能です。



オーディオ再構成プロファイル

FPS などで便利な、音がどの方向から発生するかを視覚化するオーバーレイ表示の設定のようです。
ただ、対応するゲームは限られるようで、手持ちのゲームでは動作しませんでした。そのため、効果のほどは不明です。




ライブラリは、Steam で購入したゲームであれば Steam クライアントで同じようなことが可能ですが、ライトの点灯パターンやオーディオプロファイルと関連付けられるのが便利です。
オーバークロックについては、ノート PC だからというのもあるのか、あまり変更の余地がないかな、という感じです。

コメント