Japanese Stable CLIP を試してみた

XPS 17 (9700) [デルアンバサダー]

デルアンバサダー様より、XPS 17 (9700) を試用する機会をいただきました。
まずはファーストインプレッションです。

総評

XPS 17 は、個人的な感想としては「デザインに全振り」と感じました。ただ、それは奇抜なデザインや目を引くだけのデザインではなく、使うことを考えてのデザインのように感じます。
そのため、従来の感覚からすると違和感がある点も出てきますが、使ってみると「なるほど」と感じるデザインになっているように思います。
もちろん、性能も申し分ないのですけどね。XPS 13 もですが、特に XPS 17 は振り切っている感じを受けました。


梱包、外観

内箱

内箱もあるのはいつも通りですが、この箱、ふたの部分がマグネットなんでしょうか。ピタっと開閉されるので、開け閉めが気持ちいいです。
(写真ではグレーっぽくなっていますが、実物は黒一色です)
残念なことに、購入してもこの箱を開け閉めする機会は少ないでしょうね・・・でも、最初に触れる、内箱の蓋を開けるときにこの感触があると、良い PC を購入した実感を得られそうです。
(写真だと開け閉めの感触は伝わりませんが・・・)

付属品はこんな感じ。AC アダプタは Type-C コネクタ。130W 。本体左右に合計 4 ポートの Type-C コネクタがありますが、どこにさしても充電できます。

Type-A も HDMI もありませんが、変換用のポートが付属しています。ただ、市販の Type-C の変換ポートも使えそうなので、無理にこれをセットで持ち歩く必要はないと思います。
ただ、ケーブルを本体に巻き付けてコンパクトになるので、収納もしやすいです。

外観

右側面

イヤホンジャック、SD カードスロット、Type-C ポート x2 があります。

左側面

Type-C x2 とワイヤーロック用のホールがあります。両側面の中央あたりにあるスリットは、スピーカー用のスリットです。

背面

背面、この写真だとわかりにくいですが、排気用のスリットが目立ちます。
拡大すると、こんな感じ。
エッジの立っている感じも相まって、個人的には好みのデザインです。横から見た写真でも、液晶ディスプレイ側のエッジが強く感じます。

キーボード

テンキーを搭載せずに、そのスペースをスピーカーに使うあたりがこの機種の方向性を示しているように感じます。
キータッチは、良くも悪くも XPS 13 と似通った感じ。多少、キーピッチは広いかもしれません。「home」、「end」は独立キーかと思いきや、F11、F12 との共有。ただ、Fn キーのロックでどちらを Fn キーとのコンビにするかを選択可能です。ですが、Home、End を独立キーにした場合は、F5 や F10 なんかも Fn キーとの同時押しにする必要があるので、それはそれで面倒。
テンキーなしは個人的には問題にならないのですが、やはり PgUp、PgDown、Home、End は独立キーでほしいかなぁ
そういえば、カーソルキーと共有している PgUp、PgDown は、キー刻印が「pg」だけなんですね。確かにわかりますし、Fn キーと同時押しに慣れていると違和感ないですが、初めて見ると「?」となりそうな気がします。でも、そういう人は PgUp、PgDown キーをそもそも使わなかったりして。

スペック

概要

機種名: XPS17 (9700)
プロセッサー: 第10世代 インテル® Core™ i9-10885H
(16MB キャッシュ, 最大 5.3GHz まで可能, 8 コア)
OS: Windows 10 Home 64ビット 日本語
メモリー: 32GB DDR4-2933MHz, 2x16G
ストレージ: 1TB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス: NVIDIA® GeForce RTX™ 2060 6GB GDDR6 Max-Q
ディスプレイ: 17.0インチ UHD+ (3840 x 2400) フレームレスタッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ
カラー: プラチナシルバー&ブラック カーボンファイバーパームレスト

仕方のないところですが、OS が Windows 10 Home です。Home でも 32GB のメモリを搭載できるのですね・・・
そして、GeForce RTX 2060 を搭載しています。今回はこれが目的の 1 つでもあります。GPU を使っていろいろやってみたいのですが、そのためには安くない投資が必要です。はたして、そこまで活かせるかの不安があったので、この機会にいろいろやってみたいと思います。

性能

F1 2021

PC の性能が良いと、ラップタイムが向上しますね・・・
フル HD 解像度、グラフィック「高」設定で問題なく動作します。画面も大きく、スピーカーもとても良いので気持ちが入り込みます。
ストレージも 1TB あるので、それほど容量を気にせずインストールできます。

SpeedTest

計測サイト:https://inonius.net/speedtest/
最近、自宅のインターネットは、MAX でもこんな速度ですね。なので、PC の性能よりは回線の上限になっているような気がします。

カメラ

Windows Hello 対応でこのコンパクトさ。ほとんど存在を感じさせません。
(完全に隠れていますが、赤丸を付けたところにカメラがあります)
XPS 13 では液晶ディスプレイの下側にカメラがありましたが、上側についたことで扱いやすくなったと思います。それでも、このベゼルの細さを実現してしまうのがすごいですが。

キーボード

キーボードそのものではなく、そこに埋め込まれた指紋センサーについて。
指紋センサーと同居した電源ボタンが、キーボードの右上に違和感なく溶け込んでいます。溶け込みすぎて、最初は電源ボタンが見つからずに悩みました。
また、Back Space を押そうとしてこのキーを押してしまいます。間違って押してしまうほど軽く押せるボタンではないですが、ほかのキーと同じサイズなので慣れないと間違えるでしょうね。
(ちなみに、BackSpace の上、Delete キーの右にある、キートップに何も刻印のないボタンが電源ボタン & 指紋センサー)

もう一つ、タッチパッドの存在感がすごいです。どれだけ広いかというと、
面積的には 6.3 インチディスプレイを搭載した Nokia 7.2 より大きいくらい。




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