Japanese Stable CLIP を試してみた

XPS15 (9560) [デルアンバサダー]

デルアンバサダーにて、XPS15 (9560) を使用する機会をいただきました。
XPS シリーズですが GeForce を搭載しているなど、ゲーミングだけではない、さまざまなことに適用できそうなパフォーマンスを持つ機種だと思います。

外観

XPS13 と比べてみましたが、大きさが違うだけでほぼ同じ、という感じ。

右側面。XPS15 ではバッテリーゲージがこちらに移動しています。

左側面。miniDP ポートが標準サイズの HDMI になっているのと、USB Type-C ポートが追加されています。Type-C は給電にも対応。ただ、GeForce も搭載している分もあるのか、手持ちの 45W アダプターだと不足する場合もあるようです。Web ブラウズ程度の軽い作業であれば、45W でも十分給電できました。
また、USB ポートと AC アダプタのポートが近いため、AC を接続していると USB の抜き差しがやりにくく感じました。

開いた状態。この状態でも、本当に大きくなっただけで XPS13 との差はありません。キーボード左右のスペースが増えただけで、キーピッチなどもほとんど違いを感じません。
キーボード側は XPS13 と同様カーボンファイバーが使用されていますが、ディスプレイはタッチパネルになることもあり、フレームと段差のない光沢パネルになっています。

コンビネーションキーの配置も、XPS13 と変わりがないと思います。キータッチなども違和感がないです。
キーボード右下の四角は指紋センサー。Windows Hello に対応します。


スペック

概要

プロセッサー:第7世代 インテル® Core™ i7-7700HQ クアッドコア
メモリー:16GB DDR4-2400MHz
ストレージ:512GB PCIe ソリッド ステート ドライブ
グラフィックス:NVIDIA® GeForce® GTX 1050 4GB GDDR5
ディスプレイ:15.6インチ 4K ultra HD (3840 x 2160) InfinityEdge タッチ

GeForce GTX 1050

ディスクリートな GPU を搭載しています。さすがに高性能ではありませんが、ある程度のゲームを動かす程度のパフォーマンスを持っています。
また、GPU を使う機能、動画のエンコードや Unity のような開発ツールの利用にも効いてきます。画面サイズ、解像度もあるので、開発マシンに向いていると思います。

性能

F1 2021

少し前に、Steam で前年分の 2021 がセールになっていたので購入しました。
解像度1,600x900 に制限されますが、動作は快適です。

DaVinci Resolve

動画編集ソフト。解像度が高いので、編集も快適です。また、エクスポート時には GPU を使用するので、動画の書き出しもスムーズです。

SpeedTest

十分な速度が出ていますね。NIC は Killer のアダプタを搭載しています。有線 LAN は搭載しませんが、安定して速度が出ていると思います。

ファン

普段はほとんどファンが回っている感じはありません。ゲームやエンコードなど、GPU を使い始めるとファンが回ります。筐体が薄いからか、かなりの風切り音が発生します。
底面から吸気して、キーボード奥、ディスプレイの根本から排気する形で、熱を感じることはほとんどありません。横向きに排気する構造だと、PC 横に携帯電話を置いているとかなり熱くなることがあるので、この廃熱方式はとても優れていると思います。
下の写真のとおり、排気口も目立たないのでデザイン的にもよいですね。

バッテリー

やはりパワーをかけると消費が早いですが、Web ブラウズや文書作成くらいだと3時間くらいは持ちそうです。
AC アダプタも、XPS13 よりは大きくなりますが、大きさ、厚み、重さいずれも標準的と言えると思います。丸みを帯びているので、収まりはよさそうですしね。
(大きさ比較用に FireTV Stick を置いています)
USB-PD による給電も可能なので、AC アダプタの代用品も用意しやすいのも利点だと思います。


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