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https://blogs.windows.com/windowsexperience/2022/01/26/a-new-era-of-the-pc/
Microsoft のブログの後半に、こんな一文がありますね。
Next month we’re bringing new experiences to Windows that include a public preview of how you can use AndroidTM apps on Windows 11 through the Microsoft Store and our partnerships with Amazon and Intel, taskbar improvements with call mute and unmute, easier window sharing and bringing weather to the taskbar, plus the introduction of two new redesigned apps, Notepad and Media Player.
(ベータですが) 普通に使えるように解放されるようです。
さて、Insider かつ米国限定でテストされていて、日本からはアクセスできないと思っていましたが、いろいろと面倒な手順を踏めば使えるようです。ただ、現時点ではメインのアプリストアとなる Amazon AppStore がリージョンで制限をかけているので、adb でアプリをインストールするなど手間です。
ただ、2022年1月時点では各種 UI も日本語化されているので、公開も近いかもしれませんね。
手順としては、こちらにあります。
Step1
まずここが難関です。ストアから Windows Subsystem for Android をダウンロードするのですが、対象の環境以外からはダウンロードできません。
そこで、ストアのダウンロードリンクを生成してくれるサイトを利用してパッケージのダウンロードリンクを取得し、パッケージ (.msixbundle) をダウンロードします。
なお、XDA のサイトにあるダウンロードサイトは、最下段に広告が表示されて、肝心の .msixbundle ファイルのリンクが隠れることがあるので注意が必要です。
Step2
ダウンロードしたファイルを、PowerShell からインストールします。
これでスタートメニューに「Android 用 Windows サブシステム設定」が追加されます。
Step3
Windows Subsystem for Android がインストールされると、自動的に Amazon の AppStore がインストールされます。が、リージョンではじかれます。
そこで、adb を使ってインストールするのですが、これもまたひと手間です。
まず、スタートメニューから Android 用 Windows サブシステム設定を起動します。
この画面より、まず「開発者モード」を有効にします。これができないと、そもそも Android 側が adb を受け付けてくれないですからね。このように設定画面から変更できるようにすることは理にかなっています。(WSL のようにコマンドが用意されると、設定しやすくていいですけどもね)
次に、一番上の「ファイル」の右側のアイコンをクリックすると、Android のファイルアプリが起動します。
ファイルアプリ起動前は、設定画面の下のほうにある「IP アドレス」欄が「利用不可」になっているので、ファイルアプリが起動したことを確認して「最新の情報に更新」をクリックすると、Android サブシステムの IP アドレスが表示されます。
あとは Windows 側で adb を使います。開発者モードのところに表示がある通り、「adb connect 127.0.0.1:58526」とローカルアドレスにポート番号を指定する方法と、IPアドレスに表示されるアドレスに接続する方法と2通りあります。
あとは、adb install で直接 apk をインストールできます。インストールしたアプリは、WSLg と同様にスタートメニューに表示され、起動が可能になります。
画面表示が崩れる時があったり、サブシステム設定のリソース設定を「継続」にしていてもアプリをすべて落とすとサブシステムも終了してしまったりと、不具合らしき動作はいくつかあるものの、スムースに動作します。日本語入力も、Windows の IME でそのまま入力可能です。
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