Japanese Stable CLIP を試してみた

Round 18 Mexico

S.ペレス


メキシコ人がメキシコGPでは初の表彰台。やはり、鈴木亜久里が鈴鹿で初の表彰台を獲得した際は盛り上がりましたもんね。(この時は存外にも見える表彰台だったのでなおさらだったと記憶してます)
とはいえ、メキシコ人初のポールポジションや、優勝、フェルスタッペンが後ろにいたらチームオーダーをどうする、なんて言っていた戦前から考えると、最後に抜けると期待してしまいます。
今回、メルセデスは (対フェルスタッペンはあきらめて) ペレスをカバーするために早めに動きました。4位を走っていたガスリーと、その後ろのフェラーリとの間が空いていたので、フェラーリと十分な間隔が確保できたらハミルトンをピットインさせました。
新品ハードでペースが上がったので、ペレスは引っ張って後半の勝負に持ち込むことになったのですが、ご存じの通り周回遅れの処理などもあってオーバーテイクはできませんでした。
では、違った戦略は取れたのでしょうか?
ペレスがハミルトンよりも早くピットインすることはできなかったと思います。ハミルトンですら、ピットアウト後にルクレールに引っ掛かりました (1周だけですが)。ペレスはハミルトンの後ろを走っていたので、フェラーリの後ろになるのは間違いなかったでしょう。
そして、ルクレールがピットインしていなくなったら、ハミルトンはファステストラップを出して差を詰めてきました。これでは、ペレスはピットインするとハミルトンの後ろに回るのは確実なので、あとはラップタイムが許容範囲内であるうちは最大限引っ張って、後半に勝負をかける (またはセーフティーカーが出るのを待つ) しかありません。
結果論ですが、ハミルトンがアウトラップでルクレールに引っ掛かったので、その周にペレスがピットインしていればもしかしたら・・・というところだったと思いますが、それは失敗 (ピットアウト後にハミルトンの後ろだったら) レースはそこで終了でしょうし、さらにサインツの後ろへ戻るようなことがあれば、3位も危うい何てこともあったかもしれません。
でも、こんな光景を見られるなんてすごい幸せなことですよね、きっと。

角田裕毅

ボッタスのスピンのあおりを受けて混乱したところで、オコンが行き場所をなくしてサンドイッチ。
ちょっと珍しいのが、真ん中のオコンは無事で両側の角田とミックがアウトだっとこと。
好調を維持していたので、どこまで追い上げたか見てみたかったですね。



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