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Windows11 が提供開始となりました。最低要件の底上げが話題ですが、特に TPM 2.0 と CPU が厳しめです。
「AMD fTPM switch」
ISO イメージもダウンロード可能となりました。上記リンクの「Other ways to install Windows 11 (not recommended unless instructed by support) 」セクションにある「Windows 11 software download page」のリンク先からダウンロード可能です。
ただ、手持ちの PC はすべてシステム要件を満たさないようです。DeskMini A300 で Windows10 からアップグレードしようとすると、こうなります。
※プロセッサのみがサポートされていないと表示されていますが、TPM は後述する方法で要件を満たすことが可能でした。チェックを回避する方法もあるようですが、Windows11 正式リリースを受けてか、Microsoft から回避策が公開されました。
上記リンク先、中ほどの Warning で始まるセクションのレジストリ編集の方法が、回避策です。
このようにレジストリ編集をしてから、再度インストールを試みると、問題なくシステム要件のチェックをクリアし、ライセンス条項の表示となります。
その後はすんなりインストールが可能・・・と思いきや、確認ダイアログが表示されました。「お使いの PC はサポートされなくなる」って厳しいこと言うな、と一瞬思いましたが、それを許可してアップグレードするとレジストリに書き込んだのだから迷わず「承諾する」をクリックしました。
あとは放置。寝る前に仕掛けて、翌朝になったら無事に Windows11 になっていました。
すこし操作に引っ掛かりを感じるような気がしますが、インストール直後ということもあるかもしれません。少し様子を見てみます。
Windows10 でインストールしていたアプリは、ほとんど引き継がれていると思います。
Insider Preview の時から思ってましたが、エクスプローラーの「新しいウィンドウを開く」が見つけられずに、地味に不便を感じています。個人的には、結構使う機能だったんですけどねぇ
TPM 2.0 を使えるようにする
TPM 2.0 は、物理的なデバイスでなくても、CPU 内に仮想的な TPM を用意することができるようです。
CPU に依存するところだと思いますが、Athlon 220GE でも有効にでき、Windows11 の TPM チェックはクリアできました。
なお、これは BIOS (UEFI) から有効にする必要があります。
DeskMini A300 の場合は、起動時に Delete キーを押すと UEFI の設定画面に入れるので、ここから以下のように設定します。
「Advanced」タブ > 「CPU Configuration」
「AMD CPU fTPM」を選択して保存して閉じる
以上で、Windows から TPM 2.0 が使用可能と認識されました。
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