Japanese Stable CLIP を試してみた

Summer Break

F1 も夏休み。今シーズンは拮抗した争いが見られてとても興味深いシーズンとなっています。2チームによる優勝争いが続くシーズンも久しぶりですし、トップ以外でも僅差の争いが続いています。
そんな前半戦を、グループごとに獲得ポイント推移をグラフ化してみました。

レッドブル vs メルセデス

モンテカルロ-バクーとほぼポイントを獲得できなかったメルセデスと、シルバーストーン-ハンガロリンクでほぼポイントを獲得できなかったレッドブル。それぞれ、その間にライバルに追い抜かれていることからも、今後はコンスタントにポイントを獲得することが求められるでしょう。
そういう意味では、(いろいろな思いはあるにしても) PU 交換ペナルティーが見えているレッドブルは厳しい戦いを強いられそうです。ペナルティーの影響を最小限にとどめつつ、ライバルのポイントを削り取っていくという意味でも、ペレスが後半戦のカギを握っている思います。

3位争い

前半戦終了時点で同点。グラフでもほとんど差が広がらないこの 2 チーム。ただチーム内の2人のドライバー同士で見てみると、ほぼ同ポイントのフェラーリ勢と、ダブルスコアのマクラーレン勢と状況はかなり異なります。
そういう意味では、リカルドがもう少し早さを発揮してくると、マクラーレン優勢に傾く可能性も高まります。
とはいえ、ポールポジション2回、シルバーストーンではもう少しで優勝の可能性もあったルクレールが、後半戦の台風の目になるのでは、と期待もしています。

A's

5位争いは、奇しくも頭文字が 'A' のチームたち。ただ、グラフの急激な立ち上ががあるのを見るとわかる通り、"何か" が起きると一気に情勢が変わってきます。記憶に新しい第 11 戦 (ハンガリー) と、第 6 戦 (アゼルバイジャン) が大きいですよね。
今シーズン、あと何回かは波乱が起きてもおかしくないと思いますし、その時にうまく立ち回ることができたチームが、結果的に上位に上がることになるでしょう。
3チーム、6名のドライバーのうち、優勝経験者は4人、表彰台経験者も1人。その枠に入らないのはアルファタウリの角田だけ。この厳しい争いの中で、ルーキーがいかにポイントを持ち帰るかがカギになりそうです。


後半戦は 8/29 決勝レースのベルギー GP から。その前に、来期のドライバーについての発表もあるのでは、と思われます。
予定ではあと 12 戦。やはり日本 GP は開催してほしいというのと、最終戦まで目が離せない戦いを期待したいと思います。

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