Japanese Stable CLIP を試してみた

2021年カラーリング その2

 

Alpine

黄/黒からトリコロールへ。鮮やかな青と、大きく描かれた赤色のロゴが目立ちそうです。シェイクダウンの映像をみると、チームクルーのウエアは黒なのかな?
エンジンカバーの RENAULT、Castrol、ALPINE のロゴが縦に並んでいるのが、取ってつけたような雰囲気に感じるかなぁ。HALO 前方にある ALPINE のロゴも、この角度から見ると反対向きになってしまうので、ロゴの配置はあまり好みではない気がします。


Aston Martin

当然と言えば当然の、グリーン化です。ウイングのエレメントもほぼグリーンなので、かなりグリーン一色。
直前までBWTがスポンサーから離れるのでは、と言われていましたが、とりあえず継続となってピンクラインがあしらわれています。違和感を感じにくいように配色したと思いますが、個人的には緑一色の方がよかったかなぁと思いました。サイドのピンクラインは、メルセデスのカラーリングを参考にしたのでしょうか?
昨年はピンクメルセデスと呼ばれるほどメルセデスに酷似していたRP20。シーズン中の開発でサイドポッドなどに独自色が見えてきましたが、その部分は踏襲していないように見えます。果たして、2020年からの上昇気流を逃さず行けるでしょうか。


Haas

白をベースに黒と赤でアクセントをつけていたハースは、青が入ってかなり印象が変わりました。ただ、この色がロシア国旗を模したとして物言いがつきそうだとか。RICH ENERGYカラーに塗られた VF-19 から2年しか経っていないことに、少し驚きます。
今季は車体の開発はしない(2022年向けに集中する)と宣言しており、ベテラン2人からルーキー2人にチェンジしたドライバーと相まって、好成績の期待は低そう。今季から成績に応じた開発制限ルールも設けられるので、下位に下がることでアドバンテージを得ようとする意図もあるかもしれません。なので、今期はモチベーションの維持が課題かもしれませんね。


Mercedes

黒は2020年のみの特別カラー、シルバーに戻るだろうと思っていたら、まさかのグラデーションカラー。フロントウイングのエレメントもペトロナスカラーで塗られるようになったようです。気のせいかもしれませんが、インダクションポット回りのINEOSロゴが大きくなったように見えました。
また、W11ではエンジンカバー全体に配されていたスリーポインテッドスターがAMGのロゴに置き換わっています(ノーズ先端のロゴはそのまま)。
アストンマーティン、ウイリアムズの車体にもメルセデスのロゴが見えないのは、何か意味があるのでしょうか?
エンジンカバーのカーナンバー表示が、白抜き文字から赤線に変更となり、かなり見えづらそう。


Williams

まさかの大幅変更のウイリアムズ。確かに体制変更後の新車ですし、変わってもおかしくはない。2020年の新車発表時はROKITのロゴと赤を配したのに、実際の開幕前に梯子を外されたので、イメージ一新という意味でもよかったと思います。
ただ、往年の名車(FW14B?)をインスパイアと言われても、黄色を入れただけ?と思わざるを得ない・・・
メインスポンサーとの契約があるかも?という話も聞きますので、いくらか変更もあるかもしれないですね。
サイドポンツーンの処理を変えてきて、後部へ向けて落ち込んでいく2020年のRP20の後期型のような形状。メルセデスやアストンマーティンにあるようなエンジンカバーの膨らみはないものの、エンジンカバー自体がかなりボリューム感があるように見えます。
ほとんどのチームがコックピット回りと配色をあわせてくる HALO が黒なのも、少し珍しい気がしますね。


コメント