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S.ペレス
1週目の接触でダメかと思いきや、そしてその接触でフェルスタッペンがリタイヤして誰もがメルセデスの勝利を疑わなかった、興味はラッセルの初入賞、初優勝へと向いたかと思った中での逆転勝利。果たして、ラッセルのパンクがなかったらどのような優勝争いを見せてくれたのか。
そういえば、ザウバーで活躍してマクラーレンに抜擢されたのも2013年ですもんね。今回の優勝も、前が消えただけではなく、数々のオーバーテイクを繰り返したからこそ。表彰台に乗ったストロール、オコンをともにオーバーテイクしているわけですし、彼らはパンク発生前にラッセルに抜かれています。最後尾に落ちても、慌てず腐らず一つずつ前に進んだからこそ、の勝利だったと思います。
G.ラッセル
まさか、まさか
この日の走りは、勝利に値するモノでしたよね。しかし、レースウィークの火曜日に発表されてこれだけの走りができるのだから、すごいものです。
先週も含めて、偶数列はスタートで不利とさんざん言われていても (実際、先週はボッタスがスタート失敗しましたよね)、スタートダッシュを決めて先頭に立つと、後続のプレッシャーも少ないのもありましたが、確実に優勢に進めていました。
それだけに、チームのミスは残念極まりない。
そのミスを取り戻せるかもしれない矢先に、さらにパンクの不運。(タイヤ交換できなかったという不利はあっても) ズルズルと後退したボッタスとは対照的に、勝利の可能性を何度も見たと思います。
次はどうなんでしょうねぇ。単純に見る側としては、ハミルトン不在のほうが面白い気もしますが・・・
M.フェルスタッペン
残念・・・
いやまあ、ボッタスのスタート失敗のあおりを食らった感じで嫌な予感はしたのですが、まさか0周リタイヤとはねぇ
最悪の事態を避けようと、最大限の回避行動を取ったにもかかわらず最悪の結果。もちろん、フェルスタッペンがリタイヤせずに走っていたら、終盤のメルセデスのピットインもなかったかもしれないので、勝てたかどうかはわかりませんが、そういう可能性を一瞬でつぶされたことが非常に残念です。
C.ルクレール
3グリッド降格なんて、甘すぎだと思いません?まあ、ペレス初優勝に「最後尾からの追い上げ」という花を添えた功績を称えての減刑、ですかね。
メルセデス
不可解なピット作業ミス。思えば、モンツァもピットのコミュニケーションエラーでしたよね。似たようなドタバタ劇といえば、2019年のホッケンハイムが記憶に新しいところ。
確かにミディアムで予想以上に周回をこなせたので、ハードで最後まで行ける可能性もあったものの、そのハードを使い続けたボッタスがペースに苦しんだことを考えると、"安全策"でタイヤ交換するのも理解できるところ。で、もし交換するなら2台同時にやらないと不公平なので、メルセデスとしてはあれしか選択肢はなかったでしょう。
どうやら、無線の問題でラッセル側のクルーにタイヤ交換の指示が届いていなかったとのこと。
映像ではなかなかはっきり見えませんが(メルセデスのクルーが黒いスーツを着ているのでタイヤが見えづらい・・・)、左リヤ側はラッセル車がピットインした時点で2本のタイヤが用意されていました。しかし、両フロントタイヤは1本ずつしかタイヤは用意されておらず、ラッセル車が静止しているときに走行レーン側をクルーが持って走っているのが見えます。この、用意されていたのがボッタス車のタイヤで、クルーが持ち運んでいたのがラッセル車のタイヤだと思われます。このとき、左リヤ側のミディアムタイヤが1本、転がっていました。最初、この転がったタイヤをフロント側へ持っていったように見えたのですが、リプレイを見たら違っていました。このタイヤは再度左リヤへ戻されています。
ラッセル車がピットアウトして、ボッタス車の作業に入った際に、左フロントでトラブルらしき動きがクルーに見えました。ブレーキから炎も上がったので、カメラもそれをアップでとらえてしまい、クルーの様子があまり見えなかったのでわからないのですが、左フロントのクルーは機器の不具合?でタイヤを装着できなかったのか、それとも間違ったタイヤであることに気が付いて作業を止めようとしたのか、どちらだったのでしょうね。
2秒前後で終わらせるタイヤ交換作業では、何かを考える余裕はないでしょう。無線の問題は起こりうることでしょうから、今回のようなことが発生した場合に備えて、最悪でも先行する車 (今回で言えばラッセル車) に装着するべきタイヤを用意してから作業に取り掛かるべきだった、ということでしょうねぇ。または、2台同時の際は2台目になるはずの車のタイヤは何か違った形で用意するとか・・・でも2台目の車もロスなく作業したいから、あまり変なことはできないですしねぇ
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