Japanese Stable CLIP を試してみた

F1 2020 シーズン振り返り(2)

どんなネタで振り返るか、と考えたときに、このブログの"F1"カテゴリの頻出語をランキングしてみよう、と思いました。で、その結果です。

(意味なさそうな単語は省きました)

トップは「タイヤ」。今年もやはりタイヤが話題になりました。タイヤバーストやセーフティーカー明けのペースの上がり下がりなど、タイヤが起因と思われる事象がよくありました。
確かに不確定要素が入ることで、波乱が生まれて見る側は面白く感じるのですが、トルコのように同じタイヤに交換してもペースが上がり下がりしたり、シルバーストーンのように突如としてバーストしたりと、運の要素が入ってしまうように見えるのは、このスポーツにとってはマイナスなような感じもします。

そのタイヤに僅差で迫ったのが「メルセデス」。頭一つ抜けたパフォーマンスは、勝っても負けても話題になりました。17戦13勝、ポールポジション15回。レースもそうですが、予選は3位のフェルスタッペンに1秒近い差をつけることも度々あるくらい。フロントロー独占を"逃した"のが4回(ポールポジションを逃したトルコ、アブダビと、フェルスタッペンが2位になったロシア、シュタイアーマルク)だけ。DAS の効果でタイヤを効果的に働かせることが可能になり、1ラップの速さを引き出していたと思われます。
半面、サクヒール GP のようなミスをするとより目立ちます。ミスをしないというのは、余裕があるということだと思います。来季はメルセデスがちょいちょいミスを犯すような、緊迫した展開を見たいものです。
「ハミルトン」も14番目、ドライバー中でこちらも最多。結果で見ると、ハミルトン一人の獲得ポイントで、レッドブルの獲得ポイントを上回るほど。

コンストラクターで次に話題になったのが「フェラーリ」。おそらく今年はネガティブな話題が多かったと思いますが、来年はよい話題が増えることを願います。
そこに続いたのが「レッドブル」ですが、「マクラーレン」がほぼ並びました。確かに、今年はマクラーレンが随所で目立っていたと思います。表彰台2回、ランキング3位獲得で、メルセデス PU にチェンジする来季はどうなるでしょうか。ただ、本来であれば車体規則が大幅に変更されるタイミングにあわせたはずが、基本的に今季を継続するという形。制限のある中での開発となりますが、今期の成績を上回ることができるでしょうか?

ドライバーで見ると、ハミルトンに続くのはやはり「フェルスタッペン」。ただ、今年はリタイヤが多く、思うようなレースができなかったことも多かったと思います。優勝は2回でしたが、その2回ともメルセデス2台を従えての勝利。真っ向勝負でも勝てる可能性はあったので、メルセデスに何かあったときにすぐ後ろにいてくれれば、というときにフェルスタッペンがリタイヤしていたりして残念に感じることがあったと思います。
そこに続くのは「ペレス」と「ラッセル」。ペレスはコンスタントに話題があったと思います。ランキング 4 位獲得は伊達ではありません。サクヒール GP の優勝はもちろん、表彰台を獲得したトルコの走りも見事でした。
対してラッセルは、主だったところではサクヒールGP ぐらいだと思うのですが、気が付かないところで話題に上がってたりしたのですかね。
あれ?意外とガスリーがいませんね。

最後に「ルノー」と「ホンダ」が並びました。現行 PU レギュレーションになって7シーズン目。PU のメーカーごとの差も縮みましたよね。フェラーリの後退はちょっと予想外でしたが。来季はホンダ最終年。ぜひとも良い話題が増えることを期待します。


2021 年は最多の 23 戦が予定されています。対策をしたうえでの開催となりますが、いまだ地域をまたいだ移動はいろいろと制約があります。

数戦が開催できればいい方かと思った 2020 年も結局 17 戦を開催しました。その中で数々のドラマがありました。来年も、よいレースを見ることができればいいなと思います。

コメント