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先日、コンパイルしたカーネルで起動できたときは、ストックのカーネルから切り出した dtb ファイルを再結合しました。
これでもいいのですが、ビルド後にひと手間必要となるので、できればビルドだけで済ませたいと思います。
Nokia のカーネルソースでは、arch/arm/boot/dts/qcom/Makefile にこんな記述があります。
- ifeq ($(CONFIG_BUILD_ARM64_DT_OVERLAY),y)
- dtbo-$(CONFIG_ARCH_SDM660) += \
- sdm660-mtp-overlay.dtbo \
- sdm636-mtp-overlay.dtbo
- sdm660-mtp-overlay.dtbo-base := sdm660-mtp.dtb
- sdm636-mtp-overlay.dtbo-base := sdm636-mtp.dtb
- else
この else の後は、多数の dtb ファイルが指定されています。なので、この if ~ else 内に入ってくれれば、よさそうに見えます。これは、menuconfig から Boot Options に入ると
「enable DT overlay compilation support」という項目があるので、これを Y にすることで可能になります。この状態でカーネルをビルドすると、Image.gz-dtb ファイルも 15MB 程度に収まっていて、実際このファイルで起動することが可能になりました。
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