Japanese Stable CLIP を試してみた

2018年タイトル争い

まさかのメルセデス逆転勝利となったモンツァでしたが、これでハミルトン vs ベッテルのタイトル争いは30ポイント差。だいぶ開いてしまいました。



最短決着

最短で決着がつくのは、いつでしょうか?
⇒日本GP終了時点

あと7レース残っています。優勝すると25ポイント。最大で175ポイント獲得の余地がありますが、シンガポール、ロシア、日本とハミルトン3連勝、ベッテルノーポイントだと75ポイントリードを広げて合計105ポイント差。
その時点で残り4レースでは最大100ポイントなので、逆転は不可能になります。


ベッテル

とにかく、ハミルトンの前でフィニッシュすることが必要になってくると思います。
優勝25ポイント、2位18ポイントなので、単純計算で5レースあれば自力で逆転可能です。ただ、3位15ポイントなので、ベッテル2位、ハミルトン3位だと7レースでも21ポイントしか詰められないので、逆転はできない。
ベッテルはできるだけ多くのポイントを、ハミルトンより前の位置で獲得する必要がありそうです。


30ポイント差

「でも30ポイント差であれば、最短2レースで逆転可能では?」
もちろん、ベッテル25ポイント、ハミルトンノーポイントであれば、2レースあれば十分です。
さて、直近でハミルトンがノーポイントだったのはいつでしょう? 今年は第9戦、オーストリアGPでリタイアしました。その前は?2015年(2016年ではありません)の第16戦、マレーシアGPまでさかのぼります。
そう考えると、ハミルトンのノーポイントを期待しない方がいいでしょう。少なくとも、数ポイントは獲得すると考えたほうがよさそうです。
ハミルトンは表彰台が期待できるとして3位15ポイント。ベッテル優勝で25ポイントとして、3レースで追いつけるのが最短(かなりベッテルひいきに期待すれば、ですが)と考えてよさそうです。


ここまでの戦い

ハミルトン:優勝6回、表彰台11回、リタイア1回
ベッテル:優勝5回、表彰台8回、リタイア1回
ベッテル/フェラーリがもっと落としてるイメージでしたが、こう並べてみるとそれほど差はない感じ。ただ、モンツァのスピン、ホッケンハイムのクラッシュ、ポールリカールの1週目接触など、直近で目立つ”何か”が多かったのでしょう。
ここからは一つも落とせない・・・と去年のサマーブレーク明けに思った気がしますが、さて今年はどうでしょうか。
去年はメルセデスが性能面では優位でしたが、今年はフェラーリが逆転しているというのがもっぱらの評価。しっかりと勝ち切れるかどうかが、去年以上にフェラーリに要求されると思います。


今後の展望

パターン1:一進一退で、結局差はほとんど変わらず、ブラジルGP終了時点でハミルトン決定
パターン2:どこかでベッテルリタイア&ハミルトン優勝があり、差が開いてメキシコGP終了時点でハミルトン決定

現状、ベッテルの流れになりそうな要素が見えてこないですよね。まずはシンガポール、ロシアでどこまで差を詰められるか、が見どころでしょうか。




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