Japanese Stable CLIP を試してみた

dnsmasq で DHCP と DNS を便利にする

dnsmasq は、本来は DNS のキャッシュサーバーのようですが、DHCP サーバーの機能もあります。
複数の PC でちょくちょく OS を入れ替えていたり、仮想マシンで環境を変えたりしていると、個別に  IP アドレスを設定するのは面倒ですが、DHCP だと IP アドレスを調べるのも面倒です。
そこで、dnsmasq を使用して MAC アドレスにホスト名や IP アドレスを割り当てて、特に設定をしなくても覚えやすいホスト名でアクセスできるように設定します。

dnsmasq の設定ファイル、/etc/dnsmasq ファイルに以下の行を記述します。

dhcp-host=00:11:22:33:44:55:66,192.168.0.1,myhost

こうすると、00:11:22:33:44:55:66 の MAC アドレスを持つネットワークインターフェイスから DHCP のリクエストがあった場合、192.168.0.1 の IP アドレスを割り当て、同時に myhost という名前への名前解決に 192.168.0.1 を返すようになります。
また、以下のように IP アドレスを省略すると、IP アドレスは DHCP で自動的に割り当てて、myhost というホスト名に IP アドレスを割り当ててくれます。


dhcp-host=00:11:22:33:44:55:66,myhost

dnsmasq ひとつで DNS と DHCP が動くので、連携させて動かすのに設定が簡単で便利ですね。
ひとつのファイルのみを編集すればいいだけなので、メンテナンスも楽そうです。

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