Japanese Stable CLIP を試してみた

azure の Web サイトで Tiny Tiny RSS その2

前回 の最後に書きましたが、あとは特に azure 特有のことはありませんね。普通に FTP でアップロードして、インストール用ページを開いて MySQL の接続情報を入力するだけです。

ところが、Tiny Tiny RSS は一つ問題があります。フィードの更新です。
http://tt-rss.org/redmine/projects/tt-rss/wiki/UpdatingFeeds
Tiny Tiny RSS のインターフェースからフィードを開けば、そこで更新されます。でも、アプリなどから API アクセスすると、フィードが更新されません。
なので、Update Daemon を動かす必要があるのですが、どうやってそれを起動するかが問題です。

そんな要求に応えるのが「Webジョブ」です。こちらは、無料で 5 つまでジョブを作成できます。
Web ジョブの設定は、新ポータルからもできますが、あまり細かい設定ができません。具体的には、「継続」か「オンデマンド」の起動パターンしか選択できないので、「一時間に一度実行」等の設定をしたい場合は、従来のポータルから設定する必要があります。

詳しくはこちらを参照です。
http://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/web-sites-create-web-jobs/

ポイントは 2 つ。
・実行するファイル (.bat 等) は、ファイルがひとつだけでも ZIP にする必要があります。
・デフォルトでは、スケジューラ (Web ジョブの実態) は、標準インスタンスで作成されます。有料です。無料プランにするには、Web ジョブ作成後に変更する必要があります。

無料プランに切り替えるには、

従来のポータルのサービス一覧で、「スケジューラ」を選択します。

「ジョブコレクション」の名前をクリックします。

「スケール」をクリックします。

「計画」で「無料」を選択し、下の「保存」をクリックします。

以上です。また、Web ジョブに設定するバッチファイルは、

@echo off
"d:\program files (x86)\PHP\v5.4\php.exe" "D:\home\site\wwwroot\tt-rss\update.php" --feeds --quiet

こんな感じで。php.exe のパスは PHP のバージョンに応じて、update.php は Tiny Tiny RSS を配置したパスに応じて変更してください。



コメント