2016年6月22日水曜日

ドライバーエイドの良しあし

初開催のバクー。「かなり荒れるレースになるのでは?」と思わせてクラッシュもほとんどない、落ち着いたレースになりました。

さて、そこで話題になっているのが無線を使用したドライバー補助のありかたについて。

どうもメルセデスの2台はレース中にペースが思うように上がらない状態になったのですが、原因はステアリングホイール上で操作できるセッティングの誤りだったとか。
それを、ニコは自力で解決できたのですが、ルイスはそれができず、無線でチームに問い合わせたら「ルール上教えることはできない」との返事で、結局ルイスは不満の残る結果となりました。

確かに、外部からの補助が多くなればなるほど、ドライバーの比重というのが下がっていくとみることができると思います。禁止されているハイテク装備(アクティブサスペンションやABSのような)も、禁止の理由の一つにそういう理由があったと思います。
では、今回のように正解を見つけられたニコと、見つけられなかったルイスでは、ルイスが劣っていると言えるのでしょうか?

F1 はドライバーの競争であると同時に、チームの競争でもあります。
ドライバー選手権と同等のコンストラクター選手権がありますし、レースで優勝するにはピットでのタイヤ交換は直接的に影響してきます。もちろん、シャーシもチームが制作しなければいけないのですから、その部分の差というのはとても大きいはずです。

これが GP2 とかの下位カテゴリなら、規制もやむなしと思います。ですが F1 なのです。F1 なら、ドライバーもマシンも、100% で走ってほしいものです。